認知症予防に運動が効果的!!
フィットネス スタッフブログ 2025年8月7日
皆様こんにちは!本日は「認知症予防及び物忘れ防止」についてご紹介いたします♪
【認知症に対する運動の効果4選】
①脳の活性化
私たち人間の体は脳の働きによって動いています。
脳が健康であれば、ストレスを感じることなく心身を健やかに保つことができます。
脳を活性化し健康に保つためのポイントは、五感を刺激することです。
そして、五感を刺激することができるのが運動です。
運動中は五感で捉えたものを判断することで、自分の体の状態を把握します。
把握した状態が体に伝わると的確な動作を行うことができます。
さらに、今の動作がどのような影響を与えるかを把握し、次の動作へと繋げます。
以上の流れにより脳の機能がフル稼働し、脳が活性化されます。
②脳の血流の改善
運動によって全身の血流が良くなることで、酸素や栄養が脳にしっかり届きます。
運動不足は体の血行不良を引き起こします。
体が血行不良を起こすということは、脳にも十分な血流が流れなくなります。
運動の効果の一つとして、全身の血流が良くなることが挙げられます。
特に有酸素運動では取り入れた酸素が体中を巡り、筋肉の動きによって血行の流れを改善します。
③自信回復
運動を行っていると自然と集中し、心身共にリフレッシュされる効果があります。
認知症の方は不安や孤独感、劣等感などのマイナスな感情を抱きやすいです。
運動は、一時的にマイナスな感情を忘れさせてくれます。
他者との交流を避け自宅に引きこもりがちになると、自信がますますなくなります。
ですが、運動をすることで「以前よりも早く体を動かせるようになった」など成長体験を積み上げることができ、自分に自信をもつことができます。
④生活が整う
認知症を発症すると、日常生活に様々な変化が起こります。
たとえば、活動量が減ることで食欲が落ちたり、夜に眠れず不眠となり昼夜逆転の生活になるなどが挙げられます。
生活の乱れが心身の乱れに繋がり、負のループに陥ってしまいます。
運動を行い活動時間と休息時間のメリハリをつけた生活をすれば、認知症の症状悪化を防ぐことができます。
「食事」「運動」「睡眠」の三つは基本的ではありますが、基本的なことこそが認知症予防や改善に効果的です。
【認知症予防に効果的な運動】
①ストレッチ
ストレッチストレッチを行うことで認知機能向上の効果や老化を防ぐ効果が期待できます。
体が硬い方にとって多少の痛みを伴うかもしれませんので、無理をしすぎないことが大切です。
自分が気持ち良いと感じるところで止めましょう。
②コグニサイズ
コグニサイズでは運動と認知課題を同時に行うため、筋力アップや脳の活性化に繋がります。
コグニサイズの運動には以下のようなものがあります。
■足踏みをしながら数を数える
■ウォーキングをしながら歌う
■ステップを踏みながらじゃんけんをする
二つの動作を同時に行うのがコグニサイズの特徴です。
一人だけではなく、複数人で行うことも可能です。
③無酸素運動
無酸素運動にハードなイメージを持っている方が多いかもしれません。
しかし、無酸素運動は決して激しい運動というわけではなく、筋力アップに重点を置いた運動です。
加齢とともに筋力は衰えてしまいますが、筋力維持は歩行中の転倒予防に効果的です。
認知症はもちろん、足腰の弱さや寝たきりを予防するためにも重要な運動だと言えます。
背中や腰をひねったり、椅子や壁などを支えにスクワットを行うなど、簡単な動作で十分効果があります。
体に負担をかけすぎず、無理のない範囲で行うことが大切です。
④有酸素運動
主にウォーキング、ジョギング、水泳、ヨガなどの運動です。
有酸素運動は、一定時間体に軽〜中程度の負担をかけて行う運動です。
そのため、運動が苦手な方や初心者の方でも比較的取り組みやすいです。
先ほどもお伝えした通り、有酸素運動で取り入れた酸素により血流改善効果があります。
脳の血流を良くし、活性化させてくれるのが有酸素運動のメリットです。
いかがだったでしょうか。運動によって防げるものがたくさんあるとお分かりいただけたと思います!
「はじめてフィットネス体験」は年齢問わずだれでもその人に合った運動ができます♪
ジムが初めての方もご安心ください♪
詳細は下記URLをご確認ください。
https://www.itoman-s.com/kodaira/sports-news/2025/01/19942/