ヒートショックにご注意を!!
フィットネス スタッフブログ 2025年2月6日
皆様こんにちは!本日は巷で噂になっている「ヒートショック」についてお話させて頂きます!
【ヒートショックとは?】
気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックといいます。この血圧の乱高下に伴って、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気が起こります。1年間のデータによると、交通事故による死亡者が約7,000人であったのに対し、ヒートショックでは倍の14,000人が亡くなっています。
【どんな場面で起こる?】
ヒートショックは冬場に暖房の効いたリビングから脱衣所に移動し、浴槽に入るときなどに起こります。リビングから脱衣所に移動した際には、寒さに対応するために血圧が上昇します。そこで衣服を脱ぎ、浴室へ入るとさらに血圧は上昇します。その後、浴槽に入ると、急に身体が温まるため、血圧が下降します。特に10℃以上の温度差がある場所は危険とされており、注意が必要です。
【起こりやすい時期は?】
11月~2月までの時期がヒートショックの好発時期です。浴室や脱衣所などの気温が下がり、長風呂になりやすいため、危険が高まります。また、トイレでヒートショックを起こす人もいるので、お風呂以外でも温度変化のある場所には要注意です。
【影響を受けやすい人は?】
・65歳以上である
・高血圧、糖尿病、動脈硬化がある
・肥満、睡眠時無呼吸症候群、不整脈がある
・浴室に暖房設備がない
・一番風呂が好き
・熱い風呂が好き
・飲酒後にお風呂に入ることがある
・30分以上お湯に浸かっている
【予防のポイント!】
①脱衣所と浴室を温める
脱衣所に暖房器具を置くなど工夫をしましょう!浴槽にお湯がたまっている場合にはふたを外しておくと浴室の温度を上げることができます。
②お風呂の温度は少し低めに設定する
お風呂の温度が42℃以上になると、心臓に負担をかけることが知られています。41℃以上になると浴室での事故が増えると報告されているので、38~40℃に設定して入浴することが勧められています。
③ゆっくりとお風呂から出る
お湯に浸かっているときは、身体が温められ、血管が弛緩して血圧が低下しています。その状態で急に立ち上がると、脳まで血を運ぶことができず、めまいを起こしたり、失神することがあります。お風呂から出る時はゆっくり立ち上がることを心がけましょう。
ヒートショックは人の命をたやすく奪う危険な現象です。上記に当てはまらないからと言って、油断せずしっかりと対策しましょう。
また、ヒートショックは血圧が関係してきます。「おためしフィットネス体験」で、運動をしながら血圧を下げてヒートショックなど対策してみてはいかがでしょうか??
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